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連載01:健康!毎日の食と宅食の心

人類の食の歴史、
そして人を良くすると書いて「食」

vol.01
ディナーサービスの活動をお伝えする「聞いてほしいな!コラム」の
第一弾は健康系メニューの監修をされている
横浜市立大学大学院医学研究科 医学博士の石川義弘先生です。

「食生活の変化と注目される日本食」

本田:石川先生、この度は弊社健康系メニューの開発にご協力頂きまして誠にありがとうございます。弊社はお客様から退院後にどの様な食事をしたらいいのか等のご相談を受けることが多くありまして、この様に先生に監修して頂きメニューを開発することができる様に なってとても嬉しく思っております。

石川:病院では患者さんの症状に合わせて、塩分やたんぱく質など数値的に抑えた食事を勧めたりすることがありますが、実際にどうやってその様な食事を摂ったらいいか分からない患者さんが多いです。病院で勧められることと現実の生活にギャップがあるんですね。

本田:今回の石川先生とのお取り組みを含め、そのギャップを埋めていく努力をしていきたいと思っております。弊社はもともとお客様の“御用聞き“、つまりお客様のニーズにお応えしていく中で“夕食食材を届ける”という事業を進めて参りましたが、当時はまだコンビニさんもそんなに発達していませんでしたので“食材を届ける”ということで、お客様の生活のお役に立てたのだと思います。今では夕食食材から始まり、調理済みのお惣菜やお弁当、ご家族のご要望にお応えし安否確認などをする様にもなりました。創業から40年を迎えようとしていますが、“食のトレンド”や“お客様の生活スタイル”は大きく変わってきたと感じております。ところで石川先生は、日本とアメリカを行き来するなかで、時代の変化などを感じることはありますか?

石川:日本もアメリカもどんどん変わっていると思います。医療の観点では、良くも悪くも、日本はアメリカに対し20~30年遅れがあると言われています。例えば、現在アメリカでは30%以上の方々が肥満だと言われていますが、日本もその道を進んでいます。肥満だけではなく高血圧や糖尿病なども増えてきています。日本にはそんな追随をして欲しくないですよね。かたやアメリカでは、健康の意識が高まってきていて、その中でも和食は流行りの健康食の様に注目されています。お醤油やお豆腐などが普通のスーパーでも売られる様になってきました。和食、人気なんです。それに野菜を始め、牛乳やワインなど有機の食材だけを扱うスーパーなども増えてきています。

本田:特に今、和食や日本の食材は世界中から注目されていますが、和食は他と比べ、どんな点が優れているのですか?

石川:栄養学的に見ると、和食でも特に素晴らしいと言えるものに、昭和初期の家庭料理があります。玄米にお味噌汁、焼き魚に煮物、実に優れた栄養バランスが生活の中で摂れる日本の維持すべき食文化だったと言えます。その結果、当時の日本人は健康で長寿だと言われていました。面白いのですが、同じ遺伝子を持つ日系のアメリカ人、例えばハワイやLAへ日本から移り住んだ方々は現地食を食べて生活していたので、昭和の日本人の様にはならなかったそうです。同じ遺伝子でも、食事でいかに変わるのかが現れています。

「人類の歴史と賢く食べるということ」

石川:人類が誕生して40万年、猿や脊椎動物から人類への進化過程を合わせると4億年以上、人間は食べ物と共に進化してきました。現在の様に食に溢れサプリなど自然界にはない栄養価を含む食事を摂る様になって40~50年。40万年以上続けてきた食べ方と40~50年しかたっていない食べ方をどう考えるか。また“賢く食べる”という研究を3000年以上重ねてきたものに「漢方」がありますが、長い歴史をかけた知恵には多くの学びがあります。最近では、冷え性の女の子がサラダばかり食べているということをよく聞きますが、漢方では生野菜は身体を冷やしてしまう。健康になりたくてサラダを食べているのに可哀想ですよね。こういう賢い食べ方や自分に合った食べ方を学ぶ「食育的」な観点を持つと人々はもっと健康になれると思います。

本田:今は、健康法にしても、食のトレンドにしても、実に色々なものがあります。どんなものを正しく摂るのか、これが大事なんですよね。「食育」という言葉もいろいろなところで使われておりますね。

石川:身体の細胞がどれ位の期間を掛けて新しくなるかを研究することがありますが、そもそも細胞を作る原料は「食べ物」なんです。例えば、半年掛けて身体の細胞が新しく作り替わるとするならば、今日食べたものが半年後の自分を作る訳です。身体に合った“賢い食べ方”を普段の生活に取り入れることが極めて重要なのです。

「人を良くすると書いて“食”。 宅食の使命とは?」

本田:私が心にいつも留めているのは、“人”を“良くする”と書いて“食”ということです。食事は私達の基礎になりますから、食品会社として人々の生活を“食”でリードしていきたいと思っています。今、食を取り巻く環境は選択肢も多く豊富なサービスがあります。歩くのにご苦労されるご高齢の方や、忙しくて買い物時間が取れない方々はwebも含めカタログでお食事を買い物される傾向があります。私もよく行きますが、デパ地下で美味しそうなものを見てワクワクすることや、今回の様に食についてのお話をする時の知的好奇心、こういう楽しさや充実感をお食事と共に届けていきたいといつも思っております。美味しそうな食べ物をワクワク選ぶ楽しみ、食べ物について考える刺激、そんなお食事自体だけではない大切なものも届けることが“宅食の使命”の様に感じております。

石川:日本の食事は世界でも高いレベルですし、これからも益々注目されていきます。ワクワクする様な、そして、賢い知恵が詰まったお食事作り、これからも期待しています。

プロフィール

石川 義弘(いしかわ よしひろ)
公立大学法人横浜市立大学大学院医学研究科 循環制御医学 主任教授 医学博士。
町医者になる志を持ち医学部へ。現在も患者さんと向かい合い、患者さんの話を聞く時間を大切にしている。エール大学医学部留学を経て横浜市立大学医学部卒業(1984年)。コロンビア大学、ハーバード大学助教授を経てニュージャージ州立大学教授等を歴任、日米で診療活動にあたるとともに、学生時代から東洋医学に接する。医療知識をなるべく多くの方々に広めていくことを心がけ、世界中で活動している。